ブックタイトル平成30年度実施川崎市立学校教員募集

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概要

平成30年度実施川崎市立学校教員募集

小学校教諭平林 大弥山梨県出身平成29年度採用先生の一日わたしが大切にしているモノ・コト クラス全員で作った学級目標には、「みとめあう」という言葉が二つ含まれています。「認めあおう、学びあおう、という子どもたち自身のこだわりです」と平林先生。教室は優しい言葉であふれています。この目標に向かってクラス36 人全員で頑張ろうと言うと、「37 人だよ!先生もいるよ!」と子どもたち。心が温かく優しい子どもたちと一緒に、平林先生自身も成長しています。子どもたちの温かさが成長の原動力どもたちの『知りたい』という気持ちに応えるため、授業の準備を大切にしています」と語る平林先生にとって、目指す教師像は授業で勝負できる教師。毎日子どもの反応をイメージしながら授業の準備をして教壇に立っています。 「ただ、私が思った通りには進まないんです。子どもの反応に、そうきたか! やられた! と思うことはよくあります」と笑う平林先生。しかし、予想外の反応があっても軌道修正できるのは、授業のねらいが明確になっているからこそ。子どもたちの「できた」「わかった」を引き出す授業のため、綿密な準備は欠かせません。 授業力向上のため、平林先生は先輩の先生方の授業を見学し、良いと感じた指導法を積極的に取り入れています。「問い返し」の手法もその一つ。先生からの質問に一人の子どもが答えた後、「なぜそうなるのかな」「もっとわかりやすく言えるかな」とほかの子どもにも質問していきます。一対一の受け答えでは終わらせず、さまざまな見方を出し合うことで、理解がクラス全体に広がります。 また、平林先生が心掛けているのは「ことばかけ」。子どものアイデアにはその良さを具体的な言葉で伝えます。そうすることで、子どもたちは自らの考えに自信を持ち、学習を進めていきます。「子どもたちに寄り添い、一人ひとりに応じたアドバイスをしていきたい」と、笑顔で話す平林先生でした。子授業では子どもの意見や考えを引き出し、「知りたい」という思いを伸ばします。授業アドバイスを求める時は、必ず自分の考えを持った上で聞くようにしています。放課後給食は食事の指導だけでなく子どもの様子を知る上で、大切な時間です。給食子どもたちの「なぜ」「もっと」を大切にした授業を目指します。9