ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

広報えびな

広報えびな2018年1月1日号 4 果物の定義は簡単にいうと木になる果実のこと。イチゴはバラ科の多年生植物で、樹木などの〝木もく本ほん〟ではなく畑やハウスでも栽培できる小型の〝草そ う本ほん〟です。果物と呼ばれることが多いですが、一年生草本植物のスイカやメロンなどと同じで野菜に分類されています。おいしい見分け方赤色が鮮やかで傷がないエネルギー約34kcal/100g 表面の種のようなつぶつぶが「痩そ う果か」といわれる本当の果実の部分。この1粒がリンゴ丸ごと1個と同じ位置付けで、種は痩果1粒の中にそれぞれあります。果実と思われている赤い部分は茎やがくなどが肥大化した〝花か托たく〟で、ベッドのように果実を包み守っています。「痩果」に対し「偽ぎ果か」といいます。 日本では江戸時代末期頃にオランダから運び込まれ、1872(明治5)年に栽培が始まったとされています。 海老名では1930(昭和5)年、「福ふ く羽ば いちご」の石垣栽培(※)を開始。当時、石垣イチゴ(※)に強い関心を寄せていた旧有馬村今里に住む三田 淳氏が、その栽培方法を導入していた旧寒川村から苗を取り寄せて始めたのが最初だったようです。 昭和7年には社家や中新田などが加わり15戸ほどだった栽培農家は6年後には約300戸ほどに広 今が旬の甘くておいしいイチゴ。海老名市のイチゴの出荷量は県内で1番です。栽培は昭和初期に始まり、時代とともに栽培方法を変えて今日の出荷量を誇っています。市内にはイチゴをモチーフにした公園や、イチゴ農園が連なる通称ストロベリーロード、市内企業は味や香り、色や形をイチゴに寄せた商品を開発・販売するなど、海老名にはイチゴがいっぱい。体がイチゴの市公式キャラクター「えび~にゃ」は今月で7歳です。「えび~にゃのお誕生日パ~ティ~」や同時開催の「海老名いちごフェア」のお知らせ(11頁ページ)とともに、ありとあらゆる海老名のイチゴを紹介します。海老名のイチコまるごと大特集! シティプロモーション課 ?(235)4574イチゴは果物? 野菜? 赤い部分は果実じゃない?!海老名のイチゴ栽培のはじまり海老名のイチゴを知る