ブックタイトルエコジン06・07月号
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エコジン06・07月号
循環型社会の担い手として私たちにできること循環型社会を構築するためには、消費する資源を少なくし、ものを適切な寿命まで大切に繰り返し使い、ごみの埋立量を少なくすることが理想です。これら3つを同時に成り立たせるために、3Rなどの取組が重要になるのです。右の円グラフは、平成2 4年度の総物質投入量ですが、このうち「循環利用量」が1 3 %となっています。日本全体で1年間に使う資源の中で、13 %はリサイクルされた資源ということです。この比率を上げることで、その分天然資源の使用を減らすことができるのですが、ここ数年は横ばいの状態が続いているのが現状です。輸出10%エネルギー消費及び工業プロセス排出27%食料消費5%総物質投入量(平成24年度)施肥1%蓄積純増29%循環利用量13%自然還元量4%減量化量11%最終処分量1%私たちにできる取組例と、行動している人の割合環境省による、循環型社会に関するアンケート調査(平成26年度)では、ごみの問題を重要だと思う人が7割を超える一方、ごみを少なくする配慮やリサイクルを心がけている人は5割程度と、高い意識が行動に結びついていないことが分かっています。ごみの減量化や分別排出、マイバッグの持参、食材の使い切り、携帯電話をはじめとする小型電子機器の店頭回収への協力やリサイクル品の購入など、実は私たちが地球環境のためにできることは身近にたくさんあります。一人ひとりが循環型社会の担い手であることを自覚して、より環境負荷の少ないライフスタイルへと意識と行動を変化させていきましょう。25