ブックタイトルあきる野物語 空色の旅人

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概要

あきる野物語 空色の旅人

にっぽんの夏って、このことなんですねひとが躍動する祭りFestivals with energy and vitality of the peopleちょうちん街道や神社に提灯が並ぶと、まち中がそわそわ。「あきる野三大まつり」の始まりです。ずらりと並ぶ屋台や境内に響くはやしお囃みこし子が心を浮き立てていきます。祭りの華は宵闇の神輿の宮入り。躍動感あふれる人々の姿に憧れを抱く小さな瞳はキラキラ。その輝きは、夜空に咲く花火や川面を照らすとうろうの光を見つめる穏やかな瞳にも。今年の夏も輝きに満ちあふれています。二宮神社例大祭(生姜まつり)I- 4Festival of Ninomiya Shrine (Ginger Festival)しんせん境内に並ぶのは、神饌として奉納される「生姜」の露店。生姜を食べると風邪を引かないと伝えられる風習から、昼間から大勢の人が露店に訪れ、周辺が活気づいていきます。また、農村歌舞伎の「秋川歌舞伎」が上演される舞台にも見物客がいっぱいです。日が暮れる頃、祭りは最高潮に!参道で神輿を担いだ男たちが、勢いよく急勾配の石段を登る雄々しい姿に、熱気も急上昇。境内が大きな歓声に包まれます。正一位岩走神社例大祭E- 4Festival of Shoichii-Iwabashiri Shrine五日市街道に赤と白の華やかな万灯が並ぶと、まちは祭りさきばら一色。本祭では、先祓いの4本の鉾を先頭に町内の子ども神輿・大人神輿、そして獅子に続き、太鼓、本社神輿の勇壮な行列がまちを巡行します。夕暮れ時、境内へ向かう本社神輿の「ヨイヨイ」、町内神輿の「ワッショイ」の掛け声もさらに激しくなる宮入りが一番の見どころ。神輿とともに人々が押し寄せた境内は、盛り上がりも一段と高まり、熱気に包まれたままクライマックスを迎えます。ほこ14